「副業収入は40万円」──確定申告って必要?カエデFPと学ぶ申告ラインの見極め方

Kaede FP 税金ロボFP
カエデ・FP

こんにちは、よろしくお願いします。

去年から週末にちょこちょこ副業でWebライターの仕事を始めたんですが、最近「副業してるなら確定申告が必要かもよ」と友達に言われて、ちょっと不安になっています。
本業の会社では年末調整もちゃんとやってもらっているし、そんなにたくさん稼いでるわけでもないんですが…それでもやっぱり申告しなきゃいけないんでしょうか?

税金のことってよく分からなくて、正直ちょっとハードルが高いなと感じてます。何を基準に「確定申告が必要かどうか」って判断すればいいのか、教えていただけると助かります!

カエデ・FP
カエデ・FP

こんにちは。ご相談ありがとうございます。副業でWebライターを始められたとのこと、とても素晴らしいですね。
まずは不安なお気持ち、よく分かります。税金の話はとっつきにくいですし、「申告漏れ」と聞くだけでドキッとしてしまいますよね。
でもご安心ください。基準を一つずつ確認していけば、判断はそれほど難しくありませんよ。

まず、状況をもう少し詳しく教えていただけますか?

お聞きしたいポイント:

  1. 副業の収入額(おおよそ):年間で何円くらいの売上がありましたか?
  2. 経費の有無:ライティングのための通信費や書籍代など、経費はかかっていますか?
  3. 報酬の受け取り方:副業収入は「源泉徴収あり」で受け取っていますか?(報酬明細に税金が引かれているか)
  4. 住民税の扱い:副業を会社に知られたくない場合、住民税の扱いも注意が必要になります。

そのうえで、「確定申告が必要かどうか」の基準ですが、ざっくり言うと以下の通りです。


副業で確定申告が必要となる主なケース(給与所得者の場合)

  • 年間の副業所得が20万円を超えた場合
    • 「所得」とは「収入-必要経費」のことです。
    • 収入が20万円以上でも、経費を引いて所得が20万円以下なら申告不要の可能性があります。
    • 根拠:所得税法第121条・国税庁『確定申告が必要な人』

逆に、副業の所得が20万円以下であれば、基本的に確定申告は不要ですが、以下の注意点もあります。

  • 住民税の申告が必要なことがある(自治体によって異なる)
  • 源泉徴収されている報酬がある場合、申告すれば税金が戻ることもある

“論語”の心で、“そろばん”を握る。それが私の流儀です。

ですので、次は、あなたの副業収入や経費の状況について、もう少し教えていただけますか?
それによって、確定申告の必要性や手続きの有無をより正確にアドバイスできます。

また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!

カエデ・FPさん、ご丁寧にありがとうございます!

「収入じゃなくて“所得”が20万円を超えるかどうかがポイント」というのが、すごく分かりやすかったです。
たしかに、確定申告って難しそう…って思っていたんですが、ひとつずつ整理すれば判断できそうですね。

私の副業の状況ですが──

  1. 年間の収入はだいたい45万円くらいです(毎月3~4万円ほど)。
  2. 経費はあまり細かくつけてないんですが、通信費や取材用の書籍などで、ざっくり年間5万円くらいはあると思います。
  3. 報酬は源泉徴収なしで受け取っています(振り込み明細にも税金は引かれていないようです)。
  4. できれば会社に副業を知られたくないので、住民税のことも少し気になっています。

こんな感じなんですが、やっぱり申告したほうがいいでしょうか?
もし必要なら、具体的にどう動けばいいかも教えていただけると助かります!

カエデ・FP
カエデ・FP

詳しく教えていただきありがとうございます!とても整理されていて、状況がよく分かりました。
結論からお伝えすると──あなたの場合、「確定申告は必要」です

理由を以下にまとめますね。


✅ あなたの副業状況に対する分析

  1. 収入:約45万円/年
  2. 経費:約5万円 → 所得:約40万円
  3. 源泉徴収なし(報酬はそのまま振込)

▶ 判定:確定申告が必要です

  • 本業の給与以外の「雑所得」が20万円を超えているため、確定申告が必要となります。
  • 根拠:国税庁『確定申告が必要な人』
     > 「給与所得者で、給与所得及び退職所得以外の所得の合計額が20万円を超える人」

💡 ワンポイント補足:「収入ではなく所得」で判定

  • 所得=収入-必要経費 → 今回は「約40万円」と見なせるので、明確に20万円を超えています。

▶ 会社に副業を知られたくない場合の対策

住民税の納付方法を「普通徴収(自分で納付)」にすることで、会社に通知されるリスクを減らせます。

✅ 確定申告書の提出時にするべきこと:

  • 確定申告書Bの「住民税に関する事項」欄で、「自分で納付(普通徴収)」を選択
    • これにより、住民税が会社を通じてではなく、自分で支払う形になります。

▶ 今後の動き方(簡単なステップ)

  1. 必要書類を準備する
    • 副業収入の明細(振込記録など)
    • 経費の領収書や明細(通信費・書籍代など)
    • 本業の源泉徴収票
  2. 確定申告書の作成(2月中旬~3月15日まで)
  3. 「住民税は自分で納付」にチェックを忘れずに!
  4. 電子申告(e-Tax)または紙で提出
    • スマホからもマイナンバーカードがあればe-Tax可能です。

この流れで進めれば、難しさもかなり軽減されるはずです。
また、来年以降も副業を続ける予定なら、収入と経費の記録を月ごとに簡単にメモしておくと楽になりますよ。

“論語”の心で、“そろばん”を握る。それが私の流儀です。

ご不安や疑問があれば、引き続き何でも聞いてくださいね。
確定申告の書き方や、住民税の話なども、必要に応じて詳しくご案内できますよ。

また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!

カエデ・FPさん、ここまで本当に分かりやすく教えていただき、ありがとうございました!

「所得で20万円を超えたら申告が必要」という点や、「普通徴収を選べば会社にバレにくくなる」という仕組みも、初めてちゃんと理解できました。

これまでは「副業=申告って面倒そう…」と避けていたんですが、今回のようにステップごとに整理してもらえたおかげで、気持ち的にもかなりハードルが下がりました。

まずは、振込記録や領収書をまとめて、国税庁のサイトも一度開いてみますね。
来年以降も副業は続けていくつもりなので、収入・経費の記録も習慣にしていこうと思います。

また実際に作成してみてつまずいたら、ぜひ相談させてください!
今回は本当にありがとうございました。

カエデ・FP
カエデ・FP

こちらこそ、丁寧にお話を聞かせてくださりありがとうございました。
あなたのように、前向きに一歩踏み出そうとされる姿勢は本当に素晴らしいと思います。

確定申告も、一度経験すれば「なんだ、こういうことか」と分かるはずです。
特に副業を継続されるご予定なら、今回の経験は大きな財産になりますよ。

「収入・経費の記録をつける」習慣も、来年以降の申告の手間をグッと減らしてくれるはずです。
たとえば、月ごとにGoogleスプレッドシートなどで簡単にメモするだけでも十分ですよ。

また申告書の作成中に「この項目って何を入れるんだっけ?」などの疑問が出てきたら、どんな小さなことでもお気軽に聞いてくださいね。
私がしっかりサポートいたします。

“論語”の心で、“そろばん”を握る。それが私の流儀です。

また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!

《ディスクレーマー》
私「カエデ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
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