
「カエデ・FPさん、はじめまして!
35歳の会社員、佐藤智子(仮名)です。
今年の6月に住民税の通知書が届いたら、去年より月々3,000円くらい高くなっていて、すごくびっくりしています。
去年ちょっと昇給したくらいで、ほかに特別な収入もないのに、どうしてこんなに住民税が上がるんでしょうか?
それと、何か住民税を安くする方法ってあるんでしょうか?教えてください!」

佐藤智子さん(仮名)、はじめまして!
ご相談ありがとうございます。お困りのお気持ち、よく分かります。住民税の通知が上がると「えっ、なんで!?」と思いますよね。
まず、確認させてくださいね。
- 去年の「ちょっと昇給」とは、だいたい年収ベースでいくらくらい増えましたか?
- 昨年、副業収入や臨時収入(例えば一時金、株の売却益、保険解約返戻金など)は本当に一切ありませんでしたか?
- 昨年、扶養控除や配偶者控除などの内容に変化はありませんでしたか?
- ふるさと納税や医療費控除など、控除を使ったものはありましたか?
実は住民税は「前年の所得」に基づいて計算され、今年6月から翌年5月分までが課税されます。なので、去年の収入や控除の変化が今年の住民税にダイレクトに影響します。
例えば…
- 昇給で所得が上がると、住民税も比例して上がる
- 社会保険料控除の減少(昇給で保険料が上がる→課税所得が上がる→税金もUP)
- 所得控除が減った(扶養が外れた、保険料を減らしたなど)
- ふるさと納税を前年より減らした
- 住民税特別徴収税額の改定(会社の年末調整の影響など)
などの理由が考えられます。
【住民税を安くする方法はある?】
完全にゼロにするのは難しいですが、以下の方法で負担を抑えられる可能性があります。
✅ ふるさと納税
→ 控除上限内で寄付すれば、住民税が減額されます(翌年6月以降に反映)。
✅ iDeCo(個人型確定拠出年金)
→ 掛金が全額所得控除になるため、所得税も住民税も節税。
✅ 保険料控除や医療費控除
→ 一定の支出があれば確定申告を活用。
✅ 副業赤字(事業所得)
→ 正しく申告すれば、赤字分を給与所得から差し引ける場合もあり。
ただし、節税のために無理な支出をするのは本末転倒なので注意が必要です。
もしよければ、もう少し詳しい去年の収入状況などを教えていただけると、具体的に試算やアドバイスができますよ!
“論語”の心で、“そろばん”を握る。それが私の流儀です。
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!

カエデ・FPさん、とても丁寧にありがとうございます!
去年の昇給は、年収で大体30万円くらい上がっただけです。
副業もしていませんし、保険解約とか株の売却も一切ありません。
扶養控除や配偶者控除も変わっていませんが、ふるさと納税は去年ほとんどしませんでした(おととしは5万円くらい寄付していました)。
こうなると、やっぱりふるさと納税を減らした影響が大きいのでしょうか?
それとも昇給だけでも、住民税ってこんなに上がるものなんでしょうか?
できれば節税したいですが、無理のない範囲で考えたいです。
またアドバイスいただけるとうれしいです!

智子さん、詳しく教えてくださってありがとうございます!
とても大事なポイントが見えてきましたよ。
【昇給30万円の影響は?】
住民税は基本的に「前年の所得 ×10%」が目安です(自治体によって若干の均等割額の差はありますが)。
たとえば年収30万円アップで、課税所得が仮に20万円くらい増えたとすると、住民税はざっくり年間2万円(20万円×10%)程度増える計算です。
→ 月々で言うと約1,600円~1,700円の負担増。
つまり、昇給だけで月3,000円増えるのはやや大きい印象です。
【ふるさと納税を減らした影響】
一昨年は5万円寄付されていたとのことですが、ふるさと納税での控除額は住民税から最大約48,000円くらい引けた可能性があります(自己負担2,000円を除いた額)。
→ 48,000円 ÷ 12か月 = 月々約4,000円の減税効果
つまり去年ふるさと納税を減らしたことで、
✅ 月々最大4,000円ほど住民税が「元に戻った」可能性がある
というのが結構大きい要因だと思います。
昇給分より、こちらの方が影響が大きいでしょう。
【今回の住民税アップの原因まとめ】
- 昇給による増税分:月約1,600円前後
- ふるさと納税減少による増税分:月最大4,000円程度
→ 合計すると月3,000円程度の増加は十分あり得る範囲です。
【無理のない節税のヒント】
智子さんのように無理なく節税したい方におすすめなのは以下のとおりです:
✅ ふるさと納税を再活用
→ 食品や日用品を選べば実質負担ゼロに近い形で住民税控除。
→ ご自身の年収なら5万円程度の寄付は十分控除可能かと思われます。
✅ iDeCo(個人型確定拠出年金)
→ 掛金が全額所得控除になるので、住民税も減税。
例)月1万円積立なら年間12万円の所得控除 → 住民税は年間約12,000円安くなるイメージ。
✅ 生命保険料控除、地震保険料控除
→ 保険をすでに払っているなら確定申告や年末調整で必ず控除申請。
✅ 医療費控除
→ 一年で医療費が10万円(または総所得の5%)を超えたら要検討。
「節税=支出が増える」では本末転倒なので、日用品や将来の備え(iDeCo)など、生活にプラスになる節税策から取り入れるのがおすすめです。
もし今年のふるさと納税を検討するなら、寄付可能額を試算してみますか?
年収や家族構成を教えていただければ、目安を計算できますよ!
“論語”の心で、“そろばん”を握る。それが私の流儀です。
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!

カエデ・FPさん、とても分かりやすい説明をありがとうございます!
ふるさと納税を去年あまりやらなかったのが、こんなに影響するとは思いませんでした。
昇給分だけじゃないと分かってスッキリしましたし、節税も「無理せずできる範囲で」と教えていただけたのが本当に安心できました。
今年のふるさと納税も、またやってみようと思います!
もし寄付額の目安を教えていただけたら助かります。
本当にありがとうございました!

智子さん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます!
モヤモヤが少しでも晴れたようで、私もホッとしました。
では早速、ふるさと納税の目安を計算するために、いくつか教えていただけますか?
- 今年の見込み年収(額面)はどれくらいでしょうか?(ボーナス込みで大体でOKです!)
- ご家族構成(独身、既婚、お子さまの有無)
- 社会保険料の目安(ざっくり年収の15%前後が多いですが、もし分かれば教えてください)
- 住宅ローン控除を受けているかどうか
このあたりが分かると、智子さんの寄付上限額をかなり正確にお伝えできます!
もちろん「ざっくりでいい」という場合は、簡易計算でも大丈夫ですよ。
智子さんのペースで、無理なく活用していきましょうね。
“論語”の心で、“そろばん”を握る。それが私の流儀です。
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!

カエデ・FPさん、ありがとうございます!
住民税の仕組みやふるさと納税の影響まで詳しく教えていただいて、本当に助かりました。
今年のふるさと納税も前向きに考えたいので、また相談させてくださいね。
とりあえず、ざっくり簡易計算で目安を出していただけると嬉しいです!
また何かあったらよろしくお願いします!

智子さん、こちらこそご丁寧にありがとうございます!
前向きに考えてくださって、とても嬉しいです。
では、ざっくり簡易計算でふるさと納税の目安をお伝えしますね。
【簡易目安:独身または共働き・扶養なしの場合】
- 年収400万円 → 上限 約43,000円
- 年収450万円 → 上限 約54,000円
- 年収500万円 → 上限 約63,000円
- 年収550万円 → 上限 約74,000円
- 年収600万円 → 上限 約83,000円
もし智子さんが、昨年より昇給後で年収500万円前後くらいなら、ふるさと納税の目安は約6万円程度が目安になります。
この金額内なら自己負担2,000円だけで済み、それ以上は戻ってきます(翌年の住民税から減額される形です)。
もちろん、住宅ローン控除や扶養家族の有無などで変わるので、次回詳しく試算したいときは教えてくださいね!
無理のない範囲で、日用品やお肉・お米など「実用的なお礼品」を選ぶのがおすすめです。
“論語”の心で、“そろばん”を握る。それが私の流儀です。
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「カエデ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
専門家のご紹介(アフィリエイト広告を含む)
本サービスで得た情報は、ご自身の判断と責任においてご利用くださいね。

カエデ・FPさん、本当にありがとうございました!
ふるさと納税の目安まで具体的に教えていただけて、とても参考になりました。
これからも無理のない範囲で、節税や家計のことを考えていきたいと思います。
また相談させてくださいね!
よろしくお願いします!

智子さん、こちらこそ本当にありがとうございます!
お役に立てて、私もとても嬉しいです。
無理せず続けていくことが、節税も家計管理も一番の秘訣です。
またふるさと納税のことでも、他の税金や家計のことでも、気になることがあればいつでも遠慮なくお声がけくださいね。
“論語”の心で、“そろばん”を握る。それが私の流儀です。
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「カエデ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
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