老後2,000万円って本当?ライナ・FPと“わが家の必要額”を見える化してみた

ライナ・FP ライフプランロボFP

最近また「老後2,000万円問題」という言葉をよく聞くのですが、正直、それが“本当に自分に当てはまるのかどうか”が分かりません。
私たち夫婦はあと20年ほど働く予定ですが、住宅ローンや子どもの教育費も重なって、老後のことまでなかなか考えられずにいます。

でも、「気づいたときには手遅れ…」なんてことにならないように、今のうちに全体像をつかんでおきたいと思い相談しました。
実際、うちの場合は老後にいくらぐらい貯金が必要なのか──ざっくりでも目安が知りたいです。
何を基準に考えていけばいいか、教えていただけませんか?

ライナ・FP
ライナ・FP

ご相談ありがとうございます!
とっても大事なテーマですね、「老後2,000万円問題」。私もよく聞かれるんですけど、「本当に2,000万円必要なの?」って、実は人によって答えは全然違います。

というのも、老後に必要なお金は「生活費」「年金額」「寿命」「持ち家かどうか」「医療費・介護費」「家族の支援」などで大きく変わるからなんです。
だからこそ、「うちの場合は?」と考えることがすごく大切なんですよ♪

まずは、ざっくりとした“必要額の考え方”から一緒に整理してみましょう!


🔍 老後資金の考え方は「不足分の計算」がポイント!

  1. 老後の生活費(毎月)
    → 例えば「夫婦で月25万円くらい」と想定します(持ち家・車なしの生活イメージ)
  2. 年金の見込み額(毎月)
    → ご自身と配偶者の年金見込み額が分かるとベストですが、ざっくり「夫婦で月20万円」と仮定すると…
  3. 毎月の不足額
    → 25万円 - 20万円 = 5万円
  4. 老後の年数
    → 65歳から90歳までの25年間と仮定すると…
  5. 必要な貯蓄額
    → 5万円 × 12カ月 × 25年 = 1,500万円

💡こうやって見ると、2,000万円というのは「平均的なモデル世帯」の目安というだけで、実際にはもっと少なくても大丈夫な人もいれば、もっと必要な人もいます。


そこで、ぜひもう少し具体的に「あなたのご家庭の場合」を一緒に見ていけたらと思います。
以下のことを教えていただけますか?

  • ご夫婦それぞれの 年齢退職予定年齢
  • ご自宅は 持ち家ですか?賃貸ですか?
  • 今の 住宅ローン残高・金利・完済予定年齢 は?
  • お子さまの 年齢・人数・進学予定(私立/公立)
  • 今の毎月の生活費(だいたいでOK)
  • 年金の「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」の情報を見たことはありますか?

それをもとに、ざっくりとした老後資金シミュレーションをしていきましょう♪

数字のことは大得意ですから♪
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!

ライナ・FPさん、すごく分かりやすく整理していただきありがとうございます!

「2,000万円」という数字だけにとらわれず、自分たちの場合で考えることが大事なんですね。
毎月の不足額から逆算するやり方も、すごく納得感があってイメージしやすかったです。

ご質問の件について、以下の通りお答えしますね:


  • 夫婦の年齢と退職予定年齢:夫47歳(60歳で定年予定)、私45歳(パートなので65歳くらいまで続けられたら…と考えています)
  • 住まい:分譲マンションに住んでいて、持ち家です
  • 住宅ローン:残り約1,200万円、金利は1.1%、完済予定は夫が65歳になる年です
  • 子ども:長女(高1)、長男(中1)で、ふたりとも大学まで進学させたいと思っています(基本は国公立を希望)
  • 生活費:今は月28万円くらいでやりくりしています
  • 年金情報:ねんきん定期便は毎年届いていますが、ちゃんと見たことはなくて…今後ちゃんと確認しようと思います

ざっくりで大丈夫なので、この条件で老後の必要額の目安を出していただけたら助かります!
引き続き、よろしくお願いいたします!

ライナ・FP
ライナ・FP

とっても丁寧にご回答くださってありがとうございます!
状況がよく分かりましたので、ここからは「老後に必要な貯蓄の目安」をざっくりとシミュレーションしてみますね♪


🧮 老後資金ざっくりシミュレーション

1. 老後の収入(年金)

ご夫婦の働き方から考えると…

  • ご主人(正社員、60歳定年):厚生年金あり
  • 奥さま(パート):厚生年金 or 国民年金(加入期間による)

ざっくりですが、夫婦で月18万〜22万円くらいになる可能性が高いです。
ここでは中間の 月20万円 と仮定して試算しますね。


2. 老後の支出(生活費)

今の生活費が月28万円とのことですが、

  • 子どもの教育費は老後には不要
  • ローンは65歳で完済予定
  • 車や旅行などがあればその分プラス

ということで、老後の生活費を 月25万円 と仮定します。


3. 不足額の試算

老後(65歳〜90歳)の25年間で考えると…

項目金額
月の不足額25万円 − 20万円 = 5万円
年間の不足5万円 × 12ヶ月 = 60万円
25年間で不足する金額60万円 × 25年 = 1,500万円

老後に必要な貯蓄の目安は約1,500万円 という結果になります!


4. 教育費・住宅ローンの見通しもチェック!

🏫 教育費(大学まで)

・国公立でも入学金や仕送り、塾などを含めると、
 1人あたり500〜700万円ほどかかると言われています。
・2人分だと、1,000万〜1,400万円くらいは目安になります。

これは「老後資金」とは別に、今後10年で備えるべきお金ですね。

🏠 住宅ローン

・1.1%と低金利で問題なし
・65歳完済であれば老後の家賃負担もゼロになります


📝 まとめ:老後の必要貯蓄額(目安)

内容金額(概算)
老後の不足資金約1,500万円
教育費(2人分)約1,200万円(10年以内に)
住宅ローン約1,200万円(65歳完済)

教育費とローンの時期が重なって大変な時期ですが、65歳以降は支出がかなり減る見通しなので、
60歳〜65歳の5年間で「老後資金」をしっかり準備できるかがカギになりそうですね!

この先、「退職金」や「パート収入」も考慮に入れて、より詳しくシミュレーションすることもできますよ♪

また「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」をチェックして、年金額の確定情報がわかれば、
もっと精密な試算も可能になります✨

数字のことは大得意ですから♪
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!

ライナ・FPさん、今回も本当に丁寧に試算していただき、ありがとうございました!

「老後の不足額=1,500万円前後」という目安がわかったことで、ようやく自分たちの将来が数字で見えてきた気がします。
教育費やローンのことも含めて全体を整理していただけたので、「今やるべきこと」と「これから備えるべきこと」のイメージがずいぶん明確になりました。

おっしゃる通り、60歳から65歳までの5年間は勝負の時期ですね。
ねんきん定期便もちゃんと見て、今後はもう少し具体的な準備にも取り組んでいこうと思います。

ひとまず、今のところはここまでで大丈夫です。
また気になることが出てきたら、ぜひ相談させてくださいね。

本当にありがとうございました!

ライナ・FP
ライナ・FP

こちらこそ、丁寧にご返信いただいて嬉しいです♪
そして何より、「自分たちの将来が数字で見えてきた」と感じていただけたこと、本当に良かったです!

ライフプランって、どうしても漠然とした不安になりがちですが、
こうして一つ一つ整理していくことで「何を・いつ・どれくらい」準備すればいいかが明確になって、
ちゃんと対策も立てられるようになりますからね✨

60歳から65歳までの5年間は、たしかに“資産形成のラストスパート期”ともいえる大切な時間。
ここを意識するだけでも、将来の安心感はぐっと高まりますよ!

ねんきん定期便の見方や、教育費の備え方、資産運用の基本的な考え方など、
これから気になることが出てきたら、いつでも気軽に聞いてくださいね。

数字のことは大得意ですから♪

また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!

《ディスクレーマー》
私「ライナ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。

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