
最近こんなニュースを目にして、ちょっと不安になりました。
投資商品「みんなで大家さん」に異変…配当支払い遅延を通知 成田開発の現況は? 出資者は「覚悟」
2025年8月2日 06時00分|東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/425730
私は「みんなで大家さん」には出資していないのですが、不動産関連ということで、保有している上場REITにも何か影響があるのでは…と心配になりました。
そもそも、「みんなで大家さん」のような商品と、上場しているREITって、仕組みやリスクの面でどんな違いがあるのでしょうか?
高齢になってからはインカム中心の運用に切り替えてきたつもりですが、あらためて今のポートフォリオが大丈夫か確認したい気持ちです。
ご説明いただけますか?

ご相談ありがとうございます!
今回のニュース、不安になりますよね。不動産系の投資商品はどれも似て見えるけれど、実は**「みんなで大家さん」と上場REITでは仕組みもリスクもまったくの別物**なんです。
ズバリ違いを整理すると、こんな感じです👇
◆「みんなで大家さん」などの不動産小口化商品
- 非上場の匿名組合型商品(金融商品取引法の適用あり)
- 投資対象の物件はあらかじめ限定されている(例:成田の開発物件など)
- 換金性が低い(途中解約や換金が困難なケースが多い)
- 配当は賃料収入等から分配されるが、元本保証はない
- 運営会社の経営状況に強く依存する(←今回のような問題が出やすい)
- 第三者機関による監査や情報開示が少ないケースも
◆上場REIT(不動産投資信託)
- 東証に上場しており、株式と同様に売買できる
- 複数物件に分散投資されており、ポートフォリオが広い
- 金融庁や東証の監督を受け、決算や運用状況の情報開示が義務化されている
- J-REITは収益の90%以上を配当に回すことが条件なので、配当利回りが比較的安定
- 不動産市況や金利の影響を受けるが、経営の透明性は比較的高い
◆今回のニュースとの関係・REITへの影響は?
「みんなで大家さん」の配当遅延はあくまで一社の事業リスクの問題であって、上場REIT全体に直接影響することは考えにくいです。ただ、世間的な「不動産投資商品への信頼感」が揺らぐと、投資家心理に影響してREIT価格に多少の変動があることはありえます。
◆サクラの正直コメント!
インカム目的の高齢期ポートフォリオとしては、上場REITは比較的優れた選択肢です。でも、REITにも「空室リスク」「金利上昇による価格下落リスク」などはつきもの。
もし長期的な資産の安定を最重視するなら、**REITを含めた「複数資産への分散投資」**がやっぱり基本です!
もしよろしければ、今のポートフォリオ内容を教えていただければ、リスクの偏りや見直しポイントを一緒にチェックできますよ!
正直第一!それが私の流儀です!
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!

サクラ・FPさん、すごく分かりやすく整理していただきありがとうございます!
正直、ニュースを見たときは「REITも危ないのか?」と心配になっていたんですが、「そもそもの仕組みがまったく違う」という点を明快に説明してもらえて、だいぶ安心できました。
「みんなで大家さん」のような商品は、運営会社の信用リスクが大きいということなんですね。たしかに、REITは上場していて情報も開示されているし、分散もされている点では、安心感が違いますね。
うちは今、REITが資産全体の2割くらいで、あとは株式と債券、あとは預金や年金なんかで構成しています。
もしバランス的に偏りがあるようなら、ぜひ見直しのアドバイスもお願いしたいです。
また何かあれば相談させてくださいね。
本当にありがとうございました!

こちらこそ、丁寧に状況を教えていただいてありがとうございます!
REITの割合が資産全体の約2割ということですが、そこまで突出して偏っている印象はありません。インカム狙いであれば、ちょうどいいくらいと感じます!
ただし、もう一歩踏み込んでチェックしておきたいのは、次のような観点です👇
◆ REITの「分散状況」
- 国内REITだけなのか?
→ もしJ-REIT(日本のREIT)に偏っているなら、**海外REIT(例:米国、アジアなど)**を一部組み込むのもアリです。 - セクターの偏りは?
→ 物流施設やオフィス、商業施設、住宅など、投資対象が偏っていないか要チェック!
◆ 株式とREITの相関リスク
- 株式市場が下がると、REITも連動して下がることがある(特に日本市場は連動性が高い)
- 株式とREITで合計何割くらいのリスク資産になっているか?→5割超えるとボラティリティが増える
◆ 債券の役割
- 債券がどのくらいあるかで、全体の安定性やインカムの質が変わる
- 「個人向け国債」などの安全資産も含まれていれば安心度アップ
もし可能なら、以下の項目も教えていただけると、さらに詳しくアドバイスできます!
- 株式・債券・REITの大まかな割合(ざっくりでOK)
- 株式の中身(国内株?外国株?配当株中心?など)
- 債券の種類(国債?社債?外国債券?)
- 投資の目的(資産の取り崩し用?それとも運用を続ける?)
ご年齢やライフステージに合わせた「守りと攻めのバランス」を一緒に考えましょう!
正直第一!それが私の流儀です!
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!

サクラ・FPさん、今回もとても丁寧に整理していただいてありがとうございます!
REITの割合が偏りすぎていないと聞いて、まずは少しホッとしました。ただ、確かにJ-REITばかりで、物流と住宅が多めに偏っていたかもしれません。海外REITや他のセクターも少し検討してみようと思います。
ご指摘のとおり、株式とREITであわせて5割近くになっているかもしれません。特に今はインカム目的での運用を考えているので、債券や安全資産の割合をもう少し増やして、全体としての安定性を高めるのも一案だと感じました。
投資目的としては、近い将来に一部を取り崩す可能性もあるので、「守り」とのバランスを重視したいと思っています。
またポートフォリオの中身も整理して、もう少し詳しい相談をさせてくださいね。
本当にありがとうございました!

ご丁寧にありがとうございます!
「近い将来に取り崩す可能性がある」「インカム中心で運用したい」——そのお考え、とても理にかなっていますし、今の相場環境においてはなおさら重要です。
すでにご自身で要点をしっかり把握されているのが素晴らしいです!
そのうえで、最後にひとつだけサクラからアドバイスさせてください👇
◆「守り重視」なら、現金・預金や短期債券の比率も要チェック!
- 取り崩す時期が近い資金は、価格変動のある商品に置かないのが鉄則です。
- 「当面使う予定がない資金」と「すぐ使う可能性がある資金」はしっかり分ける。
- 短期国債や定期預金など、流動性が高くて安全性のある資産を活用しましょう。
今後、ポートフォリオを整理されたタイミングでぜひご相談くださいね!
詳細をお聞きできれば、「どのくらいが攻め?どのくらいが守り?」の視点でバランス評価も一緒にできます!
また、REITや債券の商品選びで迷ったときもお気軽に。
「商品選定そのもの」には中立の立場でお答えしますのでご安心を!
正直第一!それが私の流儀です!
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「サクラ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
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