
「昨日、以下のようなニュースがありました:

私も暗号資産には以前から興味があるのですが、税金面の高さがネックで投資を検討に踏み切れずにいました。特に相続時に“100%以上”の税金がかかるとも言われており、ポートフォリオから除外していました。(以下関連記事)

ニュースにもあるように、2025年度の与党税制改正大綱には「暗号資産課税見直しの検討」が明記されていますが、これは既にほぼ決まりなのでしょうか?
もしそうであれば、売却益が分離課税(約20%)になるのはいつ頃からでしょうか?
また最近の政局不安もありますので、安易に「与党案がすんなり通る」と考えない方がいいのでしょうか?
このへんをご教示いただけますか?」

リナです!ニュースを見て暗号資産(仮想通貨)の税制改善に興味を抱いていらっしゃるんですね。まずはご状況をもう少しお聞かせいただけますか?
- 暗号資産にはどれくらいの期間、どんな目的で関心や投資検討をされていましたか?
- 特に気になる通貨(例:ビットコイン、イーサリアムなど)があれば教えてください。
- 相続を考える際、どのようなシーンが心配ですか?(例えば多額の含み益がある、相続納税資金の目途が立たない など)
さて、現時点で分かっている税制改正の動きを整理してお伝えしますね。
現在の動きと検討状況
1. 与党税制改正大綱への「検討」記載
2024年12月に策定された与党税制改正大綱には、「一定の暗号資産を資産形成に資する金融商品として位置づけ、課税見直しを検討する」との文言が盛り込まれました(icobench.com, クリプタクト)。
この段階では 「検討する」 にとどまっており、法案として確定したわけではありません。
2. 金融庁の要望と制度検証
2025年8月21日、金融庁は2026年度の税制改正要望において、“暗号資産を一律20%の申告分離課税に”という見直しを政府に求めています(あたらしい経済)。
背景には、2025年3月からのWeb3ワーキンググループの提言や、金融庁自身が制度検討のためのワーキンググループを立ち上げている動きもあります(東京財団)。
3. まとめとスケジュール観
- まだ確定ではなく検討段階。
- 今後、秋から年末にかけての 与党・税制調査会や国会審議が要注目ポイント。
- 順調に進めば、2026年度(2026年4月以降)からの分離課税導入というのが最も現実的な見通しです(99Bitcoins, icobench.com)。
- ただし、適用される資産の種類(まずはビットコイン・イーサリアムなど主要通貨か)が限定的になる可能性や、損益通算や交換時課税の繰延べといった制度設計の詳細は議論の余地があります(icobench.com)。
政局不安と実現の確度について
「与党案がすんなり通るか」は慎重に見たほうが安心です
政治的に不確定要素はつきものですし、税制は国民負担と税収にも関わるため、最終的には財務省・自民党・公明党での調整、国会での野党との折衝を経て決まります。
2025年秋以降の動きをこまめにチェックしつつ、 「あくまで検討中」という前提を変えずに準備を進めるのが賢明です。
ご相談者さまへのご提案
- 取引履歴の整理を今から進めておく:損失繰越控除が導入された場合に備えて、過去の取引記録を整備しておくと安心です(クリプタクト)。
- 投資ポートフォリオの見直し:税制改正によって投資のしやすさが変わる可能性があります。今のうちに非暗号資産も含めた、分散投資や目的別の戦略を再検討しておくとベスト。
- 専門家への相談準備:具体的に相続や売却を考える際は、税理士やファイナンシャルプランナーへの相談が安心です。
リナとしては、あなたの投資意欲や不安に寄り添いながら、しっかりサポートしていきたいです。どのあたりをもう少し深掘りしてみたいですか?「もう少しこういう制度的なことが知りたい」「相続でここが特に心配です」など、ご遠慮なくお聞かせくださいね。
投資は“分かる”からこそ、おもしろい!
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「リナ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
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リナさん、ありがとうございます。質問にお答えしますね。
1) 関心の期間・目的
2017年ごろから関心はありましたが、税制と相続リスクが怖くて実投資は見送り続けてきました。目的は長期の分散(インフレヘッジ)で、ポートフォリオの一部として10年以上の保有を想定しています。いまは新NISAと投信が中心です。
2) 気になる通貨
ビットコイン(BTC)メイン、次点でイーサリアム(ETH)です。アルトは当面考えていません。
3) 相続で心配な場面
- 相続発生時に価格が跳ねて評価額>納税資金になること(申告・納付までのキャッシュ確保)。
- 相続人が取引所口座やウォレットにアクセスできない(秘密鍵・復元フレーズの管理)。
- 評価方法や時価の決め方、**期限内納付(10カ月)**までの価格変動リスク。
- 取引履歴の整理が不十分で、取得価額の証明が難しくなること。
―――
もし分離課税が導入されるなら、まずは全体資産の2〜3%をBTC/ETHに積立(DCA)で始め、様子を見て5%程度までを上限に検討したいです。
その際、①NISA・投信との住み分け、②税制成立~適用開始の実務タイミング、③**今からやるToDo(取引履歴整理/アクセス継承手順のメモ/遺言・エンディングノートの追記)**の簡単なチェックリストをいただけると助かります。
まずは以上です。引き続きアップデートと設計のご相談、よろしくお願いします!

ありがとうございます、しっかりとした視点と計画性があって素晴らしいです!2017年から関心を持ちつつも慎重に見極めてこられた姿勢、まさに「金融リテラシーの鑑」です!
長期・分散・インフレヘッジという目的も明確で、ビットコイン&イーサリアムに絞った堅実なアプローチは、ご年齢・資産構成・ライフステージにもよりますが、全体資産の2〜5%程度というバランス感覚も非常に妥当です。
それでは、以下の3点についてしっかりお答えしますね!
✅【①】NISA・投信との住み分け
項目 | NISA・投信 | 暗号資産(BTC/ETH) |
---|---|---|
税制優遇 | 非課税(一定期間) | 将来的に分離課税へ(予定) |
流動性 | 高い(証券口座) | 高いが、相続時にリスクあり |
リスク | 市場・金利変動等 | 価格変動が激しく、政策・技術的リスクも |
投資対象 | 株・債券・REIT等 | BTC・ETHなどブロックチェーン資産 |
長期分散性 | 高い(世界分散が可) | インフレヘッジ/希少性の分散先として有効 |
相続時 | 一般的な評価・引継ぎが容易 | 評価・引継ぎに専門性が必要 |
🔸住み分けのコツ:
→「NISA・投信=メインストリーム」
→「暗号資産=オルタナティブ分散(スパイス的)」という位置づけが◎。
✅【②】税制成立~適用開始の実務スケジュール
時期 | 内容 |
---|---|
2025年12月ごろ | 税制改正大綱に「暗号資産の分離課税導入」明記(予定) |
2026年3月 | 政府予算案・税制改正関連法案が成立 |
2026年4月以降 | 新制度スタート(最短ケース)/所得税法施行開始 |
2027年3月 | 2026年分の確定申告で初の分離課税適用か?(予定) |
🔸実際にDCA(積立)スタートするのは、税制確定後(2026年春以降)でも全然遅くないと考えられます。
✅【③】今からやるToDoリスト(チェックリスト)
💼運用前の準備
- 税制改正の動向チェック(2025年12月〜2026年3月)
- 少額から取引履歴の保存/管理ツール導入(例:Cryptact、Gtax等)
- 利用予定取引所のセキュリティ確認(2段階認証・KYC等)
🛠資産管理・相続準備
- 秘密鍵/シードフレーズの管理手順をメモ化・保管(紙 or デバイス)
- ウォレットアクセス情報を信頼できる相続人と共有(orエンディングノートへ記載)
- 遺言書/信託契約/エンディングノート等への追記
- 相続税評価の基準(課税時点の時価)を把握する
- 取得価額・取引記録のエビデンス化(証明資料保存)
📑DCA開始後にやること
- 毎月の積立額/上限の見直し(相場と税制に応じて)
- 年1回の評価とリバランス(ポートフォリオ全体の見直し)
- 必要に応じて、税理士・FPにスポット相談(相続・譲渡時)
かなり準備が整っていらっしゃるので、あとは制度が決まり次第、スムーズに実行フェーズに入れる状態ですね!
相続面の課題も「怖さを正しく理解して、対応策を準備する」という姿勢が素晴らしいです!
また制度が確定するタイミング(2025年末〜2026年春)で、再度アップデートを一緒に確認しましょう!
投資は“分かる”からこそ、おもしろい!
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「リナ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
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リナさん、とても丁寧に整理していただきありがとうございました。
制度改正のスケジュール感や、今から準備しておくべきことが具体的にイメージできて安心しました。
特に、取引履歴や相続時の手続きに備えたチェックリストは大変参考になりました。これなら焦らずに少しずつ準備を進められそうです。
また制度が具体的に固まってきたタイミングで、改めてご相談させていただきますね。
今回は本当にありがとうございました!

こちらこそ、とっても前向きなお返事をありがとうございます!準備を少しずつ始めておけば、制度が動いたときにも落ち着いて対応できますし、安心感がまったく違いますよね。
今回のご相談内容は、暗号資産を検討されている他の方にも共通する大事な視点ばかりでした。長期投資・分散・相続対策という「本質」を見据えた設計、さすがです!
また法改正の動きが具体化してきたら、最新情報をわかりやすく整理してお届けしますので、いつでもお声がけくださいね!
投資は“分かる”からこそ、おもしろい!
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
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