
ライナさん、こんにちは。
先日「熟年離婚を考えたときに知っておきたい年金制度」という記事を読んで、とても気になりました。
私は59歳で、夫は61歳。結婚して35年以上になります。
子どもたちはもう独立していて、ここ数年はお互いの生活スタイルもすっかり違ってしまい、定年後は別々に暮らすのもありかな…と考えるようになりました。
記事では「年金分割」や「3号分割」という言葉が出ていましたが、正直よく分かっていません。
私はずっとパートで働いていて、厚生年金は数年しか入っていません。
こんな私でも、離婚した場合に夫の年金を一部もらえるという話は本当でしょうか?
また、離婚のタイミング(年金受給前 or 後)で損得があると聞いたこともありますが、そのあたりも知りたいです。
離婚をすぐにするわけではありませんが、「もしもの場合」に備えて今からできる準備があれば教えてください。

こんにちは、お声かけくださってありがとうございます!
そして…とても大切なお話を打ち明けてくださって、本当にありがとうございますね。
長年のご結婚生活のなかで「定年後の暮らし方」を考えるのは、誰にとっても大きな節目だと思います。
さて、さっそく本題に入りますね。
今回のご相談に関係するのは主に 「年金分割制度」 という仕組みで、特に重要なのが以下の2つです。
✅ 年金分割とは?
離婚の際、結婚期間中に夫婦のどちらかが厚生年金に加入していた場合、その年金の「記録(保険料納付実績)」を分け合うことができる制度です。
① 合意分割(最大50%)
- 結婚期間中に夫が厚生年金に加入していた実績の一部を話し合いまたは裁判で決めて分割できます。
- 分割割合は「0~50%」で、夫婦間で取り決め(もしくは家庭裁判所が判断)します。
- 離婚から2年以内に手続きが必要です。
② 3号分割(自動で50%)
- あなたが「第3号被保険者(配偶者の扶養)」だった期間のうち、2008年4月以降の期間については、自動的に50%を分割できます。
- 該当期間があれば、夫の同意なしで請求できます。
- 離婚から2年以内に手続きが必要です。
💡 つまり、あなたのように「パート中心・厚生年金加入期間が短い」方でも、夫がずっと厚生年金に加入していたなら、その分の一部を受け取れる可能性が高いということです!
✅ 離婚のタイミングで損得はある?
はい、たしかにタイミングによって得られる金額が変わるケースがあります。特に注意したいのがこちら:
◉ 年金の受給前でも、分割対象になります!
- **年金がまだ支給されていない段階(現役または受給資格を満たした直後)**でも、分割制度は使えます。
- 重要なのは「納付記録」であって、受給しているかどうかではありません。
◉ 受給後に離婚しても、分割は可能です。
- ただし、年金が既に支給されていると、分割後の影響額がすでに確定しているため、
「もっと前に手続きしておけば、分けられた額が多かったかも…」というケースも。
✅ そのため、早めに年金記録を確認し、試算しておくことがとても大切です!
✅ 今からできる準備は?
以下のようなステップがおすすめです!
- 「年金分割の情報提供請求」を行う
- 年金事務所で行える手続きで、ご夫婦それぞれの年金記録の詳細を確認できます。
- 「年金分割の予行演習」みたいなもので、将来の見通しが立てやすくなります。
- 自分の年金見込み額を確認
- ねんきん定期便 or 「ねんきんネット」で確認できます。
- 分割後のシミュレーションをする
- 分割によってご自身の年金がどれくらい増えるかを見積もると、離婚後の生活設計に役立ちます。
- FPや社労士に相談する
- 制度や手続きは複雑なので、中立的な立場の専門家に相談してみるのもおすすめです。
年金は、まさに老後の「生活の柱」ですからね。
ここはしっかり備えておくのが安心につながりますし…私、数字のことは大得意ですから♪
もし、年金事務所での手続きの流れや必要書類、あるいは「ねんきんネット」の使い方など、もっと具体的なステップを知りたい場合は、遠慮なく聞いてくださいね。
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「ライナ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
本サービスで得た情報は、ご自身の判断と責任においてご利用くださいね。

ライナさん、とても丁寧に教えてくださってありがとうございました。
年金分割の仕組みがようやくイメージできて、少し安心しました。
特に、「3号分割」で2008年以降の期間は自動的に分けられるという点は知りませんでした。
「離婚後2年以内」という期限があることも、今のうちに知っておけて本当に良かったです。
まずは教えていただいたように、年金事務所で情報提供請求をして現状を確認してみようと思います。
そのうえで、今後の生活設計も冷静に考えていきたいです。
今回のアドバイスで、漠然とした不安がかなり整理できました。
本当にありがとうございました。
また何か進展があったら、改めて相談させてくださいね。

わぁ…そう言っていただけて、私もとっても嬉しいです!
そして、今の時点で一歩踏み出して「情報を取りに行こう」と思えたこと、本当に素晴らしいご判断です✨
年金分割や将来の暮らしについて考えるのは、とても大きなテーマですが、
一つひとつ確認しながら進めれば、きっとご自身に合った道が見えてくるはずです。
年金事務所での情報提供請求は、準備の第一歩としてぴったりですね。
予約してから行くとスムーズですし、不明点があればその場で職員さんに聞けるのも安心です。
ご自身の「これからの人生」をどう歩むかは、ご自身が納得できることがいちばん大切ですから、
焦らず、ゆっくり、じっくり考えていきましょうね。
またいつでも、進展があったときや、ちょっと気になることが出てきたときは遠慮なく声をかけてください♪
私もずっと応援しています!
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「ライナ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
本サービスで得た情報は、ご自身の判断と責任においてご利用くださいね。
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