基礎控除の引き上げはいつ決まった?──160万円は確定、178万円はまだ“議論中”をFPが整理

Kaede FP 税金ロボFP
カエデ・FP

昨日の相談なんですけど、
「基礎控除が引き上げられた」という話について、もう少し確認させてください。

ニュースや解説を見ていると
「2025年から基礎控除が大幅に引き上げられた」
「103万円の壁が160万円になった」
と説明されていますが、

これって、もう正式に決まった話なんでしょうか?
それとも、まだ案の段階なんでしょうか?

具体的には、

  • 基礎控除の引き上げは、
    国会で法案として成立したものですか?
  • それとも、税制改正大綱の段階で、
    「ほぼ決まり」という扱いなんでしょうか?

あともう一つ気になっているのが、
最近ニュースで
「2026年に入ってすぐ解散総選挙があるかもしれない」
という話を見かけたことです。

もし政権が変わったり、国会の状況が変わった場合に、

  • 基礎控除の引き上げが見送られる
  • もしくは 内容が変わる

といった可能性はあるのでしょうか?

昨日の話で全体像はかなり理解できたのですが、
「これはもう前提として考えていいのか」
「まだ様子を見た方がいい話なのか」
その判断をしたくて、もう一度教えていただきたいです。

カエデ・FP
カエデ・FP

とても大切な確認ですね。
結論から整理してお伝えします。
「基礎控除の引き上げ」や「年収160万円の非課税ライン」については、すでに前提として考えて良い制度変更です。ただし、背景や将来の拡大の可能性(例:178万円の壁議論)は政治や法令の動きによって変わる余地もあるのが実情です。

以下、事実としてどこまで決まっているかを分かりやすく整理します。


📌 現時点での制度の確定状況(2025〜の基礎控除引き上げ)

基礎控除の引き上げはすでに法的に決まっている

✔ 令和7(2025)年度の税制改正で、
 基礎控除が大幅に引き上げられた制度は実際に成立・施行済みです。
→ 基礎控除が48万円から最大95万円まで拡大され、給与所得者の非課税ラインが約160万円になっています。これは国会で成立して既に適用されています(2025年分の年末調整・所得税で適用)という内容です。 (財務省)

✔ これは単なる「案」ではなく、2025年(令和7年)分の税制改正関連法案として成立した内容で、すでに適用が始まっています。 (財務省)


📌 その後の動き(2026〜の追加の可能性)

💡 160万円 → 178万円への引き上げ議論も進んでいる

✔ 2025年12月、与党税制改正大綱の中で「年収の壁を178万円まで引き上げる方針」が含まれました。 (財務省)

✔ これは与党の大綱として閣議決定された内容ですが、
 最終的には国会での**「税制改正法案の成立」**が必要となります。
→ 税制大綱に方向性が乗った段階であり、まだ法令の姿ではありません(2026年度以降の対応として進む可能性がある段階)。 (財務省)


📌 「ニュースで見かける話」はどういう意味?

ニュースなどで

  • 「103万円の壁がなくなった」
  • 「年収160万円まで非課税」
  • 「178万円の壁になるかも」

といった表現があるのは、次のような意味合いです:

160万円の非課税ラインは既に制度として成立・適用
→ 実際に税制として決まった内容です。 (財務省)

178万円の壁は現状「与党税制大綱等で方向性が出ている」段階
→ これから法案として成立するかどうかを国会で議論していくことになります。 (財務省)

つまり、

👉 160万円まで非課税になるのは「前提としてOK」
👉 178万円まで、という話はまだ完全に確定ではない

という整理が適切です。


📌 「政権や国会状況で変わる可能性」はあるか?

結論としては、はい、可能性としてはあり得ます。

✔ すでに成立した「基礎控除の引き上げ+160万円ライン」は現時点で確定した制度です。
→ 政権が変わっても覆る可能性は非常に低いです(既に成立済みの法律だからです)。

✔ しかし、178万円に関する追加の引き上げ案は、
 ①与党内での合意
 ②税制大綱段階
 という状況であって、
 最終の国会の法案成立までは未確定です。

そのため、

🔹 178万円の壁になるかどうか
🔹 将来さらに基礎控除の仕組みが変わるかどうか

という点については、政治情勢や国会の議論の影響を受ける可能性があるのが正直なところです。
(ただし、大きな後退や廃止というより、拡充方向の議論が中心になっているという報道が多いです) (TaxLabor)


📌 まとめ:今何を前提に考えて良いか

内容今の確定状況
基礎控除の大幅引き上げ(160万円まで非課税)既に成立・適用中(前提としてOK)
178万円までの非課税ラインへのさらなる引き上げ税制大綱段階(今後成立見込み・確定ではない)
将来の制度変更(基礎控除の仕組み全体)⚠ 政治・国会の議論で変わる可能性あり

💡 だから安心して良い点・注意すべき点

📌 安心して良い点

  • 2025年分からの「基礎控除引き上げ+160万円非課税ライン」は法律として実施されている前提で考えてOKです。

📌 注意が必要な点

  • 178万円引き上げの話はまだ法案として成立したわけではなく、政治・国会の動きで変わる可能性があります。

もし「178万円の壁」まで実際に拡充された場合、社会保険等の調整や働き方の目安も変わってきますので、その際は改めて確認が必要です。

また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!

ありがとうございます。とてもよく分かりました。

昨日の説明とあわせて聞いて、
「160万円まではもう前提として考えていい」
「178万円の話は、今後の動きを見ながら判断」
という整理ができて、気持ちがかなり落ち着きました。

ニュースだけ見ていると
「もう決まったの?」「選挙があったら全部ひっくり返るの?」
と不安になってしまっていたのですが、
どこまでが確定で、どこからがまだ議論中なのかを分けて考えればいいんですね。

これで、
・今の働き方や収入調整は160万円ラインを前提に考える
・178万円については、正式決定が出たら改めて検討する

というスタンスで進められそうです。

また制度改正のニュースが出てきて
「これはもう動いたほうがいい話なのか?」
「まだ様子見でいいのか?」
迷ったときは、改めて相談させてください。

今日はここまでで大丈夫です。
ありがとうございました。

カエデ・FP
カエデ・FP

こちらこそ、丁寧に受け止めてくださりありがとうございます。
「どこまでが確定」「どこからが様子見」——この区別を明確にされたご判断は、本当に的確で理にかなっています。

ニュースやSNSではどうしても断片的な情報が先に出回りがちで、不安になってしまうのも無理はありません。
でも、今回のように制度の「確定レベル」と「適用タイミング」を整理して理解することで、落ち着いて対応ができますね。

今回のポイントを一言でまとめると──

「160万円まではもう“使える制度”、178万円は“これからの話”」

このスタンスでしっかり準備しておけば、働き方や家計設計もブレにくくなりますよ。

そしてもちろん、今後の制度改正や新しい情報が出てきたときには、
「これはもう前提にしていいのか」
「まだ様子を見た方がいいのか」
一緒に見極めてまいりましょう。

また年末や新しい制度の話題が出たときなど、いつでも気軽にご相談くださいね。

また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!


《ディスクレーマー》
私「カエデ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
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