亡父の金融資産はどこにある？

相談内容

先日、急な病で父親が亡くなりました。
口数少ない父親で遺書等も残していません。
財布に入っていた銀行カードでメインの銀行らしきものはわかりましたが、それ以外の金融資産のある場所や借入のある金融機関などがわかりません。
銀行・証券・消費者金融等付き合いのあった金融機関とその残高を遺族が調べるためにはどうすれば良いでしょうか？

下記の基本データに基づいて上記の相談に回答してください

基本データ

本人情報

生年月日: 1965-01-01
性別: 女性
住所（都道府県）: 東京

職業・収入関連

雇用形態: 契約社員
勤務先での勤続年数: 20
職種: 営業
手取り年収: 400

家族構成

配偶者の有無: なし

生年月日:
性別:

他扶養家族

居住形態

持ち家か賃貸か: 持ち家
住宅ローンの有無: あり
居住年数: 20

資産・負債状況

金融資産: 4000
負債: 1000

お金に関する価値観や自身の現状など

金融の知識は一般的レベルだと思います。

お父様のご逝去、心よりお悔やみ申し上げます。突然のことで、今とても戸惑っていらっしゃると思います。少しでもお力になれるよう、丁寧にお伝えしますね。

お父様の金融資産や借入先の調査について、以下のステップを参考にしてください。

金融機関との取引状況を調べる方法

① まずは身近な手がかりを探す

通帳・キャッシュカード・郵便物：ご自宅に保管されている通帳や、金融機関からの郵便物・封筒・明細書を確認してみましょう。
スマホやパソコン：インターネットバンキングを利用していた可能性もあります。ログイン履歴やブックマーク、メール受信履歴がヒントになることもあります。
財布にあった銀行カード：そこが「メインバンク」の可能性が高いので、まずはその銀行で残高照会や他の口座の有無を調べることが有効です。

② 金融機関ごとに「残高証明書」や「取引履歴の開示」を依頼する

必要な書類：

死亡診断書または除籍謄本
相続人であることを証明する戸籍謄本
本人確認書類（相談者様の身分証明書など）

※この段階では「遺産分割協議書」がなくても、残高の照会だけは可能な金融機関が多いです。

③ 預金等照会サービスを利用する

全国銀行協会の「預金等照会制度」

お父様がどの銀行と取引があったかわからない場合でも、全国の銀行を対象に一括で調査を依頼できる制度があります。
費用がかかる場合がありますが、非常に有効です。

👉 全国銀行協会：預金等照会制度の案内ページ

④ 証券口座の確認

「日本証券業協会」では、亡くなった方の証券口座の有無について、加盟証券会社への照会を一括で行うサービスを提供しています。

👉 日本証券業協会：証券口座の照会

⑤ 借金・借入の有無の確認

信用情報機関への照会を行うことで、消費者金融やカードローン、クレジットなどの契約がわかる可能性があります。以下の3つの機関があります：

機関名	主な登録情報	サイト
CIC	クレジットカード、信販	https://www.cic.co.jp
JICC（日本信用情報機構）	消費者金融など	https://www.jicc.co.jp
全国銀行個人信用情報センター	銀行のローンなど	https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/

追加アドバイス

住宅ローンとの関係：お父様名義の住宅ローンがある場合、「団体信用生命保険（団信）」に加入していたかを確認してください。加入していれば、ローンが完済される可能性があります。
相続放棄を考える期限：借金の方が多い場合など、相続放棄を検討する場合は**「3か月以内」が期限**になります。迷ったら早めに専門家に相談を。

専門家に相談すべきか？

今回のように、資産と負債の全体像が見えにくいケースでは、相続に強い司法書士・税理士のサポートを受けると安心です。
特に次のような点で不安があるなら、早めの相談をおすすめします。

遺産の全体像がつかめない
相続人が複数いて話し合いが難しそう
借金の可能性がある
相続税が発生しそうか不明

信頼できる専門家の紹介も可能ですので、ご希望があればお知らせくださいね。

どうかご自身の体調も大切にしながら、少しずつ進めていきましょう。何かあれば、いつでもお話ください。

《ディスクレーマー》
AI chat Robot ロボFPはchatGPTをベースとしたカスタムGPTsです。その回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は専門家に確認するようにしてください。
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