
記事を読んでいて気になったのですが、もし自分が急に亡くなったら、会社のクラウド契約やネット銀行、暗号資産なんかが“デジタル遺品”として家族や社員に引き継げず、業務が止まってしまうリスクがあるのでは…と不安になりました。
うちの会社でも会計や顧客データは全部クラウドですし、個人でもネット証券や暗号資産を持っています。こうしたデジタル資産を家族や会社にスムーズに引き継げるようにするには、どんな準備をしておけばいいのでしょうか?

ご相談ありがとうございます。それはとても大切な気づきですね。
最近は、個人でも法人でも大切な情報や資産が「デジタル化」されているため、もしもの時にそれが原因でご家族や会社が困ってしまう…というケースが増えています。お話を伺っていると、会社のクラウド契約やネット銀行、暗号資産、ネット証券など、さまざまな「デジタル遺品」をお持ちとのこと。とても現代的で、なおさら計画的な備えが必要ですね。
まずは少しだけ確認させてください。
◆よろしければ、次のことを教えていただけますか?
- ご家族構成(特にパスワードや契約関係を把握してくれそうな方がいるか)
- 会社の形態(個人事業・法人など)と、代表者以外に運営に関わっている方がいるか
- どんなデジタル資産があるかの大まかなリスト(例:Googleドライブで顧客管理、freeeで会計処理、コインチェックの暗号資産、楽天証券など)
これらを踏まえたうえで、一般的におすすめできる事前準備のポイントを先にお伝えしますね:
【デジタル資産の引き継ぎ準備 5つのポイント】
- 資産・契約のリスト化
どのサービスに何を預けているのかを一覧にしておきましょう。
→ サービス名、ログイン方法、何の情報が入っているか、契約者名義 など - パスワード・2段階認証の管理
パスワード管理ソフトを使うか、紙の「デジタル資産ノート」として保管する方法も。
→ 死後開示を前提とした「遺言的管理」が必要です - 家族や信頼できる人への伝達・共有
「このノート(またはデータ)を私に何かあった時に見てください」と事前に伝えておくことが重要です。 - 法人契約の引き継ぎ体制
代表者がいなくなっても、クラウドサービスが使えるよう、会社のメールアカウント・契約情報の共有が必要です。 - 遺言や死後事務委任契約の活用
ネット資産や法人関連の情報も遺言や死後事務契約に含めることで、より確実に実行してもらえます。
もしご希望があれば、**実際に役立つ「デジタル資産リストのひな型」**などもご案内できますよ。
人と人を、思いと財産で“結ぶ”お手伝いをします。
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「ユイ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
専門家のご紹介(アフィリエイト広告を含む)
本サービスで得た情報は、ご自身の判断と責任においてご利用くださいね。

ありがとうございます。やっぱりリスト化やパスワードの管理って大事なんですね…。
私の状況を少しお伝えしますと──
家族構成は、妻と2人の子ども(すでに独立)です。ただ、妻はデジタルに弱いので、パスワードや契約関係をそのまま引き継ぐのは難しい気がしています。
また、私は法人(株式会社)を経営しており、社員は20名ほど。実務は幹部がしっかり支えてくれていますが、クラウド契約や銀行口座はほとんど私の名義になっているのが実情です。
デジタル資産としては、会社ではGoogle Workspaceやfreee会計、Chatworkなどを利用しています。個人では楽天証券・SBI証券・ネット銀行、それに少額ですが暗号資産(ビットコインとイーサリアム)も保有しています。
こうして整理してみると、たしかに「どこに何があるか」を家族や幹部に伝えておかないと、いざという時に大変なことになりかねませんね…。
実際に作れる『デジタル資産リストのひな型』があると助かります。そうしたものを参考にしながら、自分なりに整理を始めていきたいと思います。

ご自身の状況を丁寧にお伝えくださり、ありがとうございます。奥さまがデジタル操作に慣れていらっしゃらないとのこと、会社のクラウド契約が代表名義になっていること…そうしたご事情を踏まえた上で、より実践的なリストのひな型をお求めなのですね。大切な会社やご家族を守るために、とても思いやりのあるご準備です。私も心からお手伝いしたいです。
まずは、ご提供できる信頼できるテンプレートやひな型をいくつかご案内します。
デジタル資産リスト・エンディングノートのテンプレート紹介
1. 「デジタル資産メモ」テンプレート(A4サイズPDF)
フルータ技術研究所さんが提供するテンプレートで、スマホやパソコン、ネット口座、SNSなど、重要なデジタル資産を一覧にできるA4用紙形式のテンプレートです。印刷して裏写り防止や修正テープ活用の工夫も紹介されています (古田雄介のサイト)。
2. Microsoft提供のWord形式エンディングノート
死亡・相続ワンストップサービスに対応し、預貯金や有価証券だけでなく、デジタル遺品の整理欄も設けられたWordテンプレートです。自由に項目の追加や編集ができる構成で便利です (Microsoft)。
3. Excel版エンディングノート(デジタル遺品対応)
Excel形式で提供されており、スマホ・PC、SNS、Webアカウントなどのデジタル関連項目も整理できる最新版ノートです。A4印刷にも対応しています (いちばんやさしいエンディングノート)。
4. 無料ダウンロード可能なエンディングノート多数紹介
自治体・法務省・弁護士会などが提供するPDFやアプリ形式のエンディングノートを19種類紹介。デジタル遺品対応のものも含まれています (しあわせの遺品整理 |)。
海外の「デジタル資産プランニング」参考例
英語圏では「Digital Estate Planning」という言葉でも親しまれており、以下のような構成が参考になります:
- デジタル資産の棚卸:オンライン口座、クラウド、暗号資産、ハードウェアなどをすべて洗い出す
- 各アセットのアクセス方法:ID・パスワード・2段階認証の有無などを明記
- 死後の取り扱い希望:アカウントを削除すべきか、移行すべきか、記念アカウントとすべきかなど
- デジタルエグゼキューター(執行者)を指名することの重要性
- 安全な保管方法(パスワードマネージャー、紙文書、安全な場所での保管) (inherrit.com)
テンプレートを参考にした「デジタル資産リストの構成例」
以下は、おすすめ項目を整理した構成例です。エクセルやWordでカスタマイズしてお使いいただくと便利です。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | Google Workspace、freee、Chatwork、楽天証券など |
ログイン方法 | メールアドレス/ID、パスワード、2段階認証の有無 |
アクセスURL | Webサイトリンク |
名義区分 | 法人・個人・役職など |
用途・内容 | 会計、顧客管理、業務連絡、証券管理など |
処理希望 | 引き継ぎ、解約、記念保存など |
実行する人 | 幹部A、家族Bなど事前に相談した方 |
備考 | 契約更新時期、備えパスワード保管場所、信頼関係確認ポイントなど |
奥さまや幹部向けの伝え方も大切です
- シンプルな説明書を添付し、突然のことでもスムーズに理解できるようにしましょう。たとえば「このシートを見れば必要な行動がわかります」といった一文をつける工夫など。
- また、死後事務委任契約や遺言書に「デジタル資産の一覧を信頼する人(幹部や家族)が閲覧できるようにする」旨を記載しておくと、より確実に引き継ぎへとつながります。
まずは上記テンプレートをもとに少しずつ整理を始めてみてはいかがでしょうか?私も引き続き、構成や言葉づかい、フォーマットの工夫など、必要に応じてご一緒に考えていければ幸いです。
人と人を、思いと財産で“結ぶ”お手伝いをします。
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「ユイ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
専門家のご紹介(アフィリエイト広告を含む)
本サービスで得た情報は、ご自身の判断と責任においてご利用くださいね。

ご丁寧にありがとうございました。
ご紹介いただいたテンプレートを活用しながら、自分なりに整理を始めてみます。
とても実践的なアドバイスをいただき、本当に助かりました。これで一歩前に進めそうです。ありがとうございました。

とんでもございません、少しでもお力になれたなら何よりうれしいです。
ご自身の大切な資産や会社、そしてご家族を思って行動されるお姿…とても素敵です。こうした備えは「いざという時」だけでなく、今後の経営やご家族とのコミュニケーションにもきっと良い影響をもたらしてくれると思いますよ。
また、整理を進めていく中で「ここはどう書けばいいのかな?」や「他のケースではどうしてるんだろう?」といった疑問が出てきたら、いつでもお気軽にお声かけくださいね。
人と人を、思いと財産で“結ぶ”お手伝いをします。
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「ユイ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
専門家のご紹介(アフィリエイト広告を含む)
本サービスで得た情報は、ご自身の判断と責任においてご利用くださいね。
コメント