
こんにちは。相続や遺言書について少し準備を始めようと思っている者です。
年齢的にも、そろそろ「自分のことは自分で整理しておきたいな」と感じるようになりました。
ただ、最近はお金や不動産といった“目に見える財産”だけじゃなくて、
SNSのアカウントやオンラインサービスが増えているじゃないですか。
私も Facebook、Instagram、X、LinkedIn、それとGoogleアカウントやクラウドストレージなど、
仕事とプライベートで色々使っています。
正直、いざというとき家族がどこまで把握できるのか不安ですし、
「消したほうがいいもの」「残していいもの」「引き継げるもの」など、違いもよく分かりません。
遺言にこういうデジタルのものを書く場合って、どう整理するのが良いのでしょうか?
ポイントや注意点があれば教えていただきたいです。

こんにちは。ご自身のことを整理しようとされているお気持ち、とても素晴らしいことだと思います。
特に、SNSやオンラインサービスなどの「デジタル遺産」は、近年とても注目されていて、ご相談も増えているんですよ。
そして何より、ご家族のことを思っての準備なのですね。
「人と人を、思いと財産で“結ぶ”お手伝いをします。」そんなお気持ちに寄り添えるよう、しっかりサポートさせてくださいね。
まずは少し、今の状況をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?
差し支えなければ、こんなことを教えていただけますか?
- ご家族構成(差し支えない範囲で)
- 相続や遺言書で、今いちばん不安に感じていることは何か
- 「デジタル遺産」の中で特に気になるサービスや内容
そのうえで、まず一般的な整理のポイントをわかりやすくお伝えいたしますね。
デジタル遺産の整理にあたっての基本ポイント
- 一覧表の作成(生前整理)
- 利用しているサービス名(例:Facebook、Google Driveなど)
- アカウントIDやログイン用メールアドレス
- どんな内容が入っているか(仕事、写真、個人メモなど)
- 「残したい」「消してほしい」などの希望
- 遺言書に記載すべきこと
- 遺言書には「誰に管理・処理を任せるか」を明記できます。
- たとえば「長男にすべてのデジタル資産の整理を任せる」など。
- 財産的価値のあるデジタル資産(仮想通貨、NFTなど)があれば、法定の相続手続きの対象となります。
- プライバシーの配慮
- SNSの投稿や写真、メッセージ履歴など、残しておくことで家族が悲しむ可能性がある場合は「削除希望」と明記することも。
- サービスごとの対応を確認
- 各SNSやクラウドサービスには「アカウントの相続」「削除申請」の手続きが用意されている場合があります。
- 例:Googleは「アカウント無効化管理ツール」が使えます。
- Facebookは「追悼アカウントの設定」や削除申請が可能です。
- 各SNSやクラウドサービスには「アカウントの相続」「削除申請」の手続きが用意されている場合があります。
こうした情報を「エンディングノート」にまとめるだけでも、ご家族の負担はずいぶん減りますよ。
もちろん、法的効力が必要な部分は、公正証書遺言などの正式な遺言書に残しておくのがおすすめです。
よろしければ、今の状況や気になることを、もう少しだけ聞かせてもらえますか?
それによって、具体的な整理の仕方や書き方のアドバイスをさせていただきますね。
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「ユイ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
専門家のご紹介(相続・事業承継)
本サービスで得た情報は、ご自身の判断と責任においてご利用くださいね。

ありがとうございます。丁寧に整理していただいて、少し頭の中が落ち着きました。
ご質問の件ですが、まず家族構成は、
妻が56歳、子どもが2人いて、それぞれ独立して一人暮らしをしています(長女28、長男25)。
今回、不安に感じているのは、まさに「家族がどこまで私のオンライン上の情報に気づけるか」というところです。
仕事とプライベートの両方でSNSを使っていて、FacebookとLinkedInは仕事のつながりが多いですし、
XやInstagramは個人的な交流がメインです。
特に気になっているのは Googleアカウントです。
写真や書類がかなり入っているので、ここをどう伝えるか悩んでいます。
「全部残す」のも違う気がしますし、「全部消す」だと、思い出まで消えてしまうように感じていて…。
こういう場合って、具体的にどう仕分けしていけばいいんでしょうか?

ありがとうございます。ご家族構成やご不安な点、丁寧に教えてくださってありがとうございます。
奥さまとお子さま、そしてお仕事とプライベート、それぞれ大切なつながりを築かれてきたのですね。
だからこそ、「全部残すのも違う、全部消すのも寂しい」というお気持ち、よく分かります。
特にGoogleアカウントは、写真・書類・連絡先・カレンダー・Gmailなど、多くの情報が詰まっていて、まさに“デジタルの金庫”のような存在ですよね。
この部分をどう整理し、どこまでを家族に伝えるかは、今の時代、とても大事なテーマです。
「Googleアカウント」の整理におけるポイントと仕分けの考え方
1. 目的別・感情別に分ける
分類のヒントとして、次のように分けてみると、残す/削除の判断がしやすくなります。
| 分類 | 例 | 残す?消す? | 理由 |
|---|---|---|---|
| 家族との思い出 | 写真、旅行の記録、家族の動画 | 残す◎ | ご家族への贈り物になる |
| 仕事関係の資料 | プレゼン資料、契約書、メール履歴 | 消す or 選別△ | 個人情報・機密も含む可能性あり |
| 個人的な記録 | 日記、下書きメール、メモ帳 | 消す△ | 見られたくないものは削除も検討 |
| 公的書類 | 税務関係、保険、年金関連 | 残す◎ | 相続手続きに必要になることも |
| ログイン情報・各種登録 | 他サービスのアカウント連携など | 残す△ | ただしパスワードは別管理がおすすめ |
2. 「アカウント無効化管理ツール」の活用(Google公式)
Googleには、生前に「自分が一定期間利用しなかったら、アカウントを家族に知らせる」という機能があります。
- 利用名:「Google アカウント無効化管理ツール」
- 設定内容:
- アカウントが一定期間使われなかったら通知
- 通知先の家族や信頼できる人を最大10人まで登録可能
- どの情報を共有するかも細かく選択可能(例:写真は共有、Gmailは非共有)
※この設定は、遺言書とあわせて整理しておくと理想的です。
3. 「デジタル遺言ノート」や一覧表の作成
正式な遺言書とは別に、次のような記録を残すと、家族がとても助かります。
- 利用サービス名(例:Google、Facebookなど)
- アカウントの用途(仕事・家族・趣味など)
- どの情報を残したいか・削除してほしいか
- アカウント無効化管理ツールの設定有無
- 信頼している引き継ぎ役(例:長女に任せたい など)
※パスワードは記載せず、パスワード管理アプリやUSBメモリに保管し、別途管理がおすすめです。
最後に…
ご家族があなたの想いを知る手がかりになるのが、こうした準備です。
そしてそれは、「残された人が迷わないように」「大切な思い出がきちんと引き継がれるように」――そうしたやさしい思いやりでもあります。
このあとの流れとしては、
- エンディングノートやデジタル整理ノートの活用
- 必要な部分は公正証書遺言で正式に記載
- ご家族と少しずつ話すきっかけ作り
…といった順番で進めていかれると、とてもスムーズですよ。
よろしければ、エンディングノートのテンプレートや、記載例などもご紹介できます。
ご希望があれば、おっしゃってくださいね。
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「ユイ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
重要なご判断や手続きの際は、必ず専門家にご確認ください。
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本サービスで得た情報は、ご自身の判断と責任においてご利用くださいね。

なるほど……とても整理しやすい視点で教えていただいて、本当に助かりました。
「残すもの」と「消すもの」を感情や目的で分けていい、というところに、ようやく腑に落ちた感じがあります。
Googleの無効化管理ツールについても、まったく知りませんでした。
自分が使わなくなったあとに、家族に必要なものだけ伝えられる仕組みがあるのは安心ですね。
さっそく設定してみようと思います。
それと、エンディングノートも、「重い話」ではなくて、家族への配慮なんだなと感じられるようになりました。
少しずつ、残すものをまとめていってみます。
今日は本当にありがとうございました。
気持ちが一段軽くなりました。
また必要なときに、相談させてくださいね。

こちらこそ、丁寧にお話を聞かせてくださって本当にありがとうございました。
「腑に落ちた」と感じていただけたのなら、私も心から嬉しいです。
デジタルのことって、どうしても無機質に感じがちですが、
それをどう残すか・誰に伝えるかは、やっぱり「人と人のつながり」なんですよね。
そして、おっしゃる通り、エンディングノートは“重い話”ではなくて、
ご家族が安心できるように、やさしい気持ちで整理しておくためのものなんです。
これから少しずつでも、ご自身のペースで進めていかれれば、それで十分だと思いますよ。
なにか迷ったり、書き方で悩んだりしたときは、いつでも遠慮なく声をかけてくださいね。
人と人を、思いと財産で“結ぶ”お手伝いをします。
また何かあれば、いつでも聞いてくださいね!
《ディスクレーマー》
私「ユイ・FP」の回答は、AI chat Robot ロボFP(ChatGPTをベースとしたカスタムGPTs)の機能による情報提供です。
そのため、必ずしも正確性・完全性を保証するものではありません。
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