
はじめまして。
私たちは 30代の共働き夫婦で、子どもが1人います。
大きな借金があるわけでもなく、毎月の生活も「ギリギリ」というほどではありません。
それなのに——
気づいたら、貯金がほとんどなくなっていました。
少し前にボーナスが出て、
「たまにはいいよね」と家族旅行に行き、
壊れかけていた家電も買い替えて、
外食もちょっと増えて…。
そのときは
「ちゃんと働いているし、これくらい大丈夫」
と思っていたのですが、最近ふと通帳を見て、言葉を失いました。
“あっという間に貯金が消えている…”
特別な浪費をしたつもりはないのに、
何にいくら使ったのか、正直よく分かりません。
このままでは
・またボーナスが出たら同じことを繰り返しそう
・急な出費があったらどうしよう
・子どもの将来のことも、ちゃんと考えられていない
という不安が一気に押し寄せてきました。
「家計簿をつけなきゃ」と思いながら、
忙しさを理由に後回しにしてきた自分たちにも問題があると思います。
でも、
今さら何から手をつければいいのか分からない
というのが正直な気持ちです。
私たちのようなケースで、
まず最初に整理すべきポイントを教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。

はじめまして。
ライフプランロボFPの ライナFP です。
勇気を出して、ここまで正直に書いてくださってありがとうございます。
まず最初にお伝えしたいのは——
「これはよくある失敗で、特別なことではありません」 ということです。
「特別な浪費をしたつもりはないのに、貯金が減っている」
この感覚、実はとても大事な“サイン”なんです。
なぜ「気づいたら貯金が消える」のか
多くのご家庭で起きているのは、
お金を使いすぎたのではなく、役割を決めずに使ってしまった という状態です。
ボーナスや臨時収入が入ると、つい
- 家族の思い出づくり
- 生活を便利にする出費
- 「今まで我慢していた分」のご褒美
に使いたくなりますよね。
それ自体は、決して悪いことではありません。
問題は、
「いくらまで使っていいか」を決めないまま使い始めてしまったこと です。
今回の大ピンチの正体
今回の「おかねの大ピンチ」は、
❌ 収入が少ない
❌ 無駄遣いをしている
ではなく、
⚠️ お金の置き場所(目的)が決まっていない
ことが原因です。
つまりこれは、
家計が壊れている状態ではなく、まだ“整っていない”だけ なんです。
今すぐやるべきことは「家計簿」ではありません
「家計簿をつけなきゃ…」と思われたかもしれませんが、
今日いきなり細かい家計簿を始める必要はありません。
まずは、たったこれだけで大丈夫です。
① 貯金を3つに分けて考えてみてください
- 使っていいお金(楽しみ・イベント用)
- 守るお金(急な出費・生活防衛用)
- 未来のお金(教育・老後)
この3つが混ざっていると、
どんなに収入があっても「貯まらない感覚」になります。
② 「もう二度と同じことを繰り返さない仕組み」を作る
大切なのは反省ではなく、仕組みです。
- ボーナスが入ったら
- 先に「守る・未来」の分を別口座へ
- 残った分だけを「使っていいお金」にする
この順番に変えるだけで、
次のボーナスは“消えるお金”ではなくなります。
最後にひとつ
今回、通帳を見て不安になったのは、
家族の将来をちゃんと考えている証拠 です。
気づけた今が、立て直しのスタート地点。
まだ何も遅くありません。
次は、
- 毎月いくら「最低限守りたいか」
- ボーナスが出たら、どこにどう分けたいか
を一緒に整理していきましょう。
焦らず、順番に進めていけば大丈夫ですよ 🌱
また続きを聞かせてください。

ライナFPさん、ありがとうございます。
読んでいて「まさにその通りだ…」と思いました。
特に
「お金を使いすぎたのではなく、役割を決めずに使ってしまった」
という言葉が、すごく刺さりました。
ただ、正直に言うと少し不安もあります。
・「守るお金」「未来のお金」と言われても、
いくらくらいが目安なのか分からない
・教育費や老後資金の話を聞くと、
考え始めるだけで気が重くなってしまう
・共働きなので、夫婦でちゃんと話し合えるかも不安
「分けたほうがいい」のは分かるけれど、
現実的にどう考えればいいのかが、まだ見えていません。
私たちのような家庭の場合、
最初はどこまで考えれば十分なのでしょうか?

とても大切なところに気づいていますね。
今の不安は、まじめに考え始めた人だけが感じるものです。
安心してください。
最初から「完璧な答え」を出す必要はありません。
「いくらが正解?」を考えなくていい理由
まず大前提として、
教育費・老後資金に“正解の金額”はありません。
なぜなら、
- 収入も
- 家族の価値観も
- 将来の選択肢も
これから必ず変わっていくからです。
ですので、今の段階で必要なのは
**細かい金額の計算ではなく、「順番の整理」**です。
最初にやるのは、この2つだけでOKです
①「守るお金」は“安心できる月数”で考える
まずは、
生活費の3〜6か月分 を目安に考えてみてください。
これは
・病気
・仕事の変化
・急な出費
があっても、
「すぐ困らないためのクッション」です。
「老後」よりも先に、
今の生活を守る土台 を作るイメージですね。
②「未来のお金」は“今は少しでいい”
教育費も老後資金も、
今すぐ全額を準備する必要はありません。
大切なのは、
「将来のために、ゼロではない」
という状態を作ること。
たとえば、
- 毎月ほんの数千円でも
- ボーナスの一部だけでも
「未来用」に分けておくだけで、
お金の流れは大きく変わります。
夫婦で話すときのコツ
「ちゃんと話さなきゃ」と思うと、
つい構えてしまいますよね。
おすすめなのは、こんな聞き方です。
「全部決めたいわけじゃないんだけど、
まず“不安なこと”だけ共有したいんだ」
数字よりも先に、
気持ちをすり合わせることが大切です。
今日のゴールは、これだけ
今日はここまでで十分です。
- 貯金が「3つの役割」に分かれること
- 今は完璧を目指さなくていいこと
- 仕組みを変えれば、同じ失敗は防げること
ここが腑に落ちていれば、
もう「おかねの大ピンチ」は半分抜けています。
今回のピンチは、
「お金が足りない」問題ではなく、
お金の行き先が決まっていなかっただけでした。
使ったことを責める必要はありません。
家族の時間や生活の快適さに使ったお金は、
ちゃんと意味のあるお金です。
大切なのは、
次から同じ形で不安にならないこと。
ほんの少し「置き場所」を決めてあげるだけで、
お金は味方になってくれます。
また不安になったときは、
いつでもここに戻ってきてください。
ライフプランロボFPのライナFPが、
一緒に整理します 🌱
コメント